アバター画像生成Flash
2011.03.06
ゲーム制作を少し休憩して、Flash(ActionScript3.0)の勉強がてら、素材制作の一環としてアバター画像の生成アプリを作っていました。前にActionScript2.0ベースで同じようなものを作ったことあるんだけど、PHPを介さないと画像保存できなかったり、αチャンネル付きPNGでの保存の仕方がわからなかったりで中途半端だったんだけど、近年のActionScript3.0ではFlash単体でのファイル保存やαチャンネル付きPNGでの保存も簡単にできるようになっていることを知って、今まで遠ざけてきたActionScript3.0を勉強しながら、こんなんを作ってました。
まだパーツ素材までは用意できてないけど、UIと内部処理部分は完成。

こういうのはネット上に山のようにあるわけですが、ゲーム素材として使用できるかどうかハッキリしているものは少ないので、そこに選択肢として入り込めたらいいかなぁ。
ウディタの同梱アプリにはグラフィック合成器という、キャラクターの歩行画像も顔グラフィック画像も作れるものがあって、素材だけ作ってそこに合わせても良かった気もするけど、色々なアバター画像生成アプリを見てきて、アバター画像特化とした場合にUIがちょっと複雑かなぁ。というのが気になって、もっと手軽な印象のものを作ってみたかったのでした。
あと、Flashで作ることでの利点が幾つかあったので、独自のものを考えました。
Flashで作る利点。利用者視点よりも制作者視点ですけど。
・素材をベクターグラフィックで用意できるので、劣化なく無制限に拡大縮小できる。
今回はIllustratorで描いたイラストをそのままFlashに持ってきています。IllustratorとFlashは同じAdobe製品ということで、親和性が高いので、レイヤー構造・パーツ構造・描画モードなどほぼそのままに持ってくることができます。Ilustrator上でFlashのプログラムで動かすための下準備みたいなこともできるし。
普通にPhotohopなんかで描いたラスター(ビットマップ)画像でも、ある程度大きいサイズであれば問題ないかも。
・WEB上で公開できる。
EXEファイル化してダウンロードさせることもできるけど、やっぱりブラウザ上でお手軽なのがいいですねぇ。
こちら側でのメンテナンスも楽なので。
・Flash側で用意されているエフェクトが簡単に使用できる。
これにこのエフェクト適用しろって1行だけ。
今回のものだと、輪郭線部分ですが、Flashのフィルタ機能のブラーってのを使って描画してます。
他にも色々あるので、何か追加していくかも。
・パーツごとのレイヤー管理が楽チン。
Flashのオーサリングツール自体にレイヤー概念が存在しているので、それに合わせてパーツを配置するだけ。
もちろん、プログラム側で制御することもできますが、分かりやすい方で作っています。
できれば全身画像で作っていきたいので全身含めた素体が出来ているけど、どれだけパーツを作るか見積もってから考えたいところ。
出力サイズも全身・バストアップ・顔とか選んで、それに合わせて変化するようにしないとなぁ。
キャラ画像の素体は、ご覧のとおりよくコミュニティサイトにあるような3頭身キャラの予定。
ゲーム素材としてはこのタイプは少ないみたいだからねぇ。

まだ、パーツのバリエーションやカラー設定をしていないので、機能しないものがほとんどですが、テストデータを下記にアップしてみました。
問題なく動いてくれるかんじ。
http://wikiwiki.jp/piporpg/?FlashTest">FlashTest - はじめてのウディタ 挫折して再び Wiki*
http://wikiwiki.jp/piporpg/?FlashTest
これがうまくできたら、モンスター画像の生成アプリなんかも作りたいところ。
武器をドラッグ移動で好きな場所に移動させたり、翼のパーツをつけたり、パーツごとに拡大縮小・回転できるようにしたり。
んーこれはSPOREのクリーチャークリエイターっぽくできたら面白いだろうなぁ。
あー、あとこれを使えば、マップチップ画像で必要なパーツセットを組み合わせて1枚の画像に保存しちゃうってこともできるなぁ。
素材屋的に色々と応用が利きそう。
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