最近公開されたゲーム制作時の画像加工などに便利なツール
2016.02.22
最近公開されたゲーム制作時の画像加工などに便利なツールのご紹介です。ウディタ系のツールになりますが、RPGツクールや他でのゲーム制作にも役立つものです。
■ウディチップビューア
http://yaosame.m22.coreserver.jp/apps/autotile/
ウディタのオートタイルマップチップ画像とキャラチップ画像のアニメーションを含めた表示確認ができるツールです。

複数の画像素材を読み込むことができます。
画像ファイルが更新されると、ウディチップビューアで表示している画像も更新されるので、Photoshopなどアニメーション確認機能が限定的だったり、アニメーション確認機能がないグラフィック編集ソフトで描きつつ、一旦上書き保存すれば即ウディチップビューア上のアニメーションも更新されるので、お使いのグラフィック編集ソフトにアニメーション確認機能がついたかの使い勝手で利用することができます。
お使いのグラフィック編集ソフトでファイルの上書き保存のショートカットキーなんかがあれば、それを使って効率的に画像を作っていくことが出来ますね。
キャラチップ画像はウディタで利用可能な複数形式(8方向・4方向など)にきっちり対応しています。
例えば、こちらの画像なら

このような設定で読み込むことが出来ます。

こちらの画像は

こんなかんじです。

ちなみに読み込んだ画像はドラッグで移動でき、右クリックメニューから設定を変更することができます。
拡大率は設定画面から数値入力すれば、等倍・2倍以外の拡大率に変更することも出来ます。
■ゲーム素材再配置ツール【Relocater】
http://game-hikidashi.com/relocater/
エフェクトアニメのコマが並んだ画像やマップチップ画像・キャラチップ画像などの、コマの並びやコマ(1マス)のサイズを変更することができるツールです。
制作するゲームの仕様に合わせて調整するのに便利です。
またエフェクトアニメなどファイルサイズが大きかったり・アニメがなめらか過ぎる場合にコマを間引く機能もあります。
例えば、こちらの画像をコマ並びを「横:5 縦:4」から「横:3」(縦は自動計算されるので入力不要)で、1マスサイズはそのままで、1コマづつ間引きます。

Relocaterに画像を読み込んで、こんな設定で実行します。

こんなかんじに。

こちらは、マップチップ画像の1マスサイズを「幅:32 高さ:32」(32×32)を「幅:48 高さ:48」(48×48)に拡大します。
ちなみに1マス48×48はRPGツクールMVのタイルセットの仕様ですので、RPGツクールMVユーザーも既存の素材をRPGツクールMV用に変換するのに便利ですね。

Relocaterの設定はこんなかんじ。


以前、書いた記事のこちらの処理もRelocaterで行うことが出来ます。
簡単キレイにマップチップをリサイズしてみよう : ぴぽや
■おまけ
RPGツクールのマップチップ素材をウディタ用に変換するウディタユーザーお馴染みの「tkool2wolf+」ですが、RPGツクールVX規格のオートタイル画像の変換に配置ミスがあったようで、修正ファイルがアップされています。
ウディタ公式にある「tkool2wolf+」も差し替えられているようですので、お使いの方は更新しておきましょう。
チップ変換器tkool2wolf+のVX規格オートタイル変換に配置ミスが発覚したので設定ファイルの修正版を上げておきました。exeと同フォルダのsetting.iniを上書きして置き換えると配置が修正されます。https://t.co/F3F4KtPQbg
— rikka (@rikka0_0) 2016, 2月 14
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