ヒットエフェクト50点補足
2013.08.05
先日アップした「ヒットエフェクト50点」ですが、使用者側で拡大縮小などのアニメーションをつけることを想定した素材になり、ウディタの基本システムを使われている方には戦闘システムで使用する場合に若干敷居が高い部分があるかと思いました。そこで、何度か紹介しているフリーソフトのエフェクトアニメーション作成ソフト「Prominece」を使って、簡単なアニメーションを付けたいつものエフェクトアニメーション素材の連結画像を作成する方法をご紹介します。
1.Promineceを起動して、まずは「アニメーションの設定」を変更します。


「フレーム数」は何コマのアニメにするかですね。ヒットエフェクトなのでコマ数少なくしてます。
「プレビュー速度」はアニメの再生速度ですが、Prominece上のプレビューでの速度で、実際はウディタ上などで調整する部分だと思うので、アニメをゆっくり確認したいなら、「プレビュー速度」を小さい値にしたりと調整しておきます。
2.左側の「マテリアルパネル」に画像素材のファイルをどかっとドラッグ&ドロップします。

3.右側の「テクスチャ」でアニメ表示する画像を選択します。
プルダウンメニューからだと全部表示されませんが、プルダウンメニューを表示させない状態で上下キーを押していけば選択できます。

4.「発生方法」で寿命を設定します。

1でアニメのフレーム数を5に設定したので、寿命は6フレームにします。
1~5フレームで絵が表示されていて、6フレーム目で絵が消えます。
5.アニメの動きを考えていきます。
単純に拡大表示されていくという動きにするので、「サイズ」で動きを付けます。

「拡大率変化」で最初は50%、最後は100%のサイズに変化するようグラフを編集します。
「最大サイズ」も設定します。
6.これでアニメーションは完成!
あとはアニメーションのコマを連結させたPNG画像を出力するだけです。

今回の場合はこんなかんじの設定で出力してみます。

こちらのような画像が作られました。

アニメーションさせるとこんなかんじ。

7.同じアニメーションの設定で他の画像も出力してみる。
動きができたら、あとは「テクスチャ」で画像を変えてやるだけで、好きなヒットエフェクトをどんどん作ることができます。

Prominenceを少し使っていけるようになれば、複数の画像を組み合わせたりもできるので、公式サイトのチュートリアルで勉強してみるといいと思います。
8.動きにバリエーションを付ける。
「カラー」で不透明度を変化させたり、「回転」で回転していく動きをつけたりしても面白いです。


9.1コマの画像サイズやエフェクトの発生位置を変更したい場合はこちらで行います。

5までの手順を行ったProminenceのファイルをアップしましたので、お時間ない方はこちらをご利用ください。
7の手順で画像を入れ替え、6の手順で出力するだけです。
▼ダウンロードはこちらから
hiteffect.zip
※ファイルサイズが6.2MBとなっています。
●利用条件 「ぴぽや 素材 利用規約」
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