フリーソフト「GIMP」でカラーバリエーションを作成しよう
2012.11.09
ちょっとご相談うけて、フリーソフトのGIMPでの色調整手順を検証してみたら、お手軽だったのでblog記事にしてみました。こちらで配布しているエフェクトアニメ素材のカラーバリエーションを簡単に作ることができます。
ウディタを使っている方だとウディタの機能で色調整ができますが、特殊なところもありなかなか思い通りに調整するのは難しいと思いますので、色を調整した画像を用意するのがお手軽ですね。
GIMPは使われている方も多いと思いますが、こちらのサイトからダウンロードできます。
GIMP - The GNU Image Manipulation Program
現時点での最新版は2.8。インストール時は英語ですが、ソフト起動後は各メニュー名など日本語で表示されます。
下記の説明ではこちらからダウンロードした2.6を使用しています。
GIMPのダウンロード
確認してみましたが、今回使用する機能的には2.6と最新版の2.8での変更はありませんので、最新版の2.8でも問題なく操作できます。
それでは、GIMPを起動して色を調整したい画像を読み込みます。
画像を読み込んだ際に注意したいのは画像のカラーモードの確認です。
「RGB」でないと色の調整ができませんので、「インデックス」となっている場合は「RGB」に変換します。
上部メニューから「画像>モード>RGB」と操作しましょう。

続いて、「色>色相-彩度」と操作します。

別に色相-彩度調整用のウィンドウが表示されます。
「調整する基準色を選択」部分は通常は「マスター」を選択して、個別の色味を調整したい場合は各色味を選択しましょう。
「選択した色を調整」で色を調整していきます。まあ、「色相」のスライダを動かすだけで、プレビューですぐに表示反映されますので、好みの色を探して行きましょう。必要に応じて「輝度」・「彩度」を調整します。
好みの色味にできたら、「OKボタン」を押して、ファイルを保存します。

参考に、以下の画像を調整してみましょう。

「色相」だけを調整して、簡単に青色の光がピンク色になりました。

配布しているエフェクトアニメ素材で好みの色がない場合も、フリーソフトのGIMPでこのようにお手軽にカラーバリエーションを作ることができますので、使用の幅が広がると思います。
ぜひご活用ください。
画像加工の基本については、こちらも参考にどうぞ。
はじめてのウディタ2 - 最低限の画像講座
- 関連記事
-
-
今日見つけたゲーム制作に役立つ画像系ツール 2013/02/25
-
最近気になるソフトメモ。 2013/01/22
-
フリーソフト「GIMP」でカラーバリエーションを作成しよう 2012/11/09
-
Adobe Fireworks CS6を使ってみたくなった 2012/10/21
-
ドット絵をIllustratorでベクター画像にしてみよう 2012/10/12
-
この記事へのコメント
トラックバック
URL :