Wii「大神」
2010.09.25
2009年10月発売のWii「大神」をプレイしてみました。最初はPS2で出ていて、それをWiiのコントローラ(Wiiリモコン+ヌンチャク)に合わせてリメイク?したというかんじなのかな。
ネイチャーアドベンチャーっていうジャンルなんだけど、わかりやすく言っちゃうと3DアクションRPGです。
まず惹かれたのは特徴的なビジュアルでした。
だいぶ前に設定画集だけ買っていたほど。
ゲーム自体にはそれほど興味なかったんだけど、PS2版amazonの評価を読んだら、興味が湧いたので、買ってみました。ベスト版みたいなので、新品で2,000円!
説明書は読まず、そのままプレイ開始!
最近のゲームはゲーム内のチュートリアルとかで操作覚えていけるから、まったく説明書見ることないですねぇ。
まあ、たまに見てみると、新機能?を発見しちゃうわけですが、、、
絵巻に墨絵で書かれていくオープニング。
雰囲気が出てきて素敵だと思いつつ、画像がぼやけにじんでいるかんじで、文字がほんと見にくい。
大きい画面のテレビでプレイしているせいもあるのかもしれないけど、出だしでコレはがっかりしちゃう。
文字部分だけでも調整が必要だったと思う。
操作はWiiリモコン+ヌンチャク専用ということで、やっぱり慣れるまでしばらくかかりますねぇ。
慣れてくると、動かすのがどんどん楽しくなってくる!
3D視点とカメラの追従性能上の問題か奥行きが判断しにくい場面もあって、なかなか崖の上の飛び石を渡れず、崖の下に落ちまくったりとか、何度もトライしなくちゃいけないシーンもあるのですが、まあアクションゲーム的の難易度としてはありかなぁ。と思いました。アクション苦手な人は詰んじゃうかもしれないけど。
筆しらべというストーリー的にもゲームシステム的にも重要なものがあるんですが、この操作、Wiiリモコンを使って画面に特定の記号を描いて、敵やモノを切ったり、爆弾や稲妻を呼び出したりできるんですが、この操作がかなり難しいです。なかなか思うようにいかなくて、かなりイライラする場面もあります。
これがうまく操作できないとゲームが進行しないシーンが多々あるので、アシスト機能(直線を書きやすくするボタンはある)がもっと強力にしたほうがストレスフリーで楽しめたなぁ。と感じました。
あるシーンでこういう爆弾の記号を描いた場合、ちょっと描いた位置ずれているけど、反応するのはこのオブジェクトだから、吸着させようとか。もうちょっとプレイヤー側の目的を判定するような機能を強化が必要。
ストーリーは日本昔ばなしテイスト~SFに発展したのはびっくりしましたが、なかなか楽しめました。
登場キャラクターは、よく知った日本のお伽話や歴史人物がキャラクターとして登場し、可愛らしいビジュアルも相まって親近感わきました。
キャラクター達の台詞やイベントシーンなど、親しみやすい雰囲気で進行しつつ、シリアスなところ、感動的なところや、おもわず笑ってしまうところもあり、バランスよかったです。
演出部分も都度都度で新しい動きやエフェクトで見入ってしまいました。ほんと凝ってるなぁ。と。
何度かそのエリアを開放するみたいなシーンがあるのですが、その演出が非常にダイナミックでクリアしたという達成感がすごく沸いてきます。こういうのってゲームには絶対なくちゃですねぇ。
エンディングまでの大きな目標までの数々ある小目標を達成した場合にこういう演出があると、モチベーションが継続できて非常に良いと思いました。
ストーリーは全体的に好印象なのですが、個人的にダメだったのは主人公のアマテラスは動物の姿をしているので喋ったりしないで、代わりにイッスンという妖精がNPC達と会話を進めていくのですが、元気でけっこう攻撃的な口調なので、なかなかイラっときて、だんだんうざくなってしまいました。ゲーム序盤から全編に渡ってずっと一緒なので、十分キャラは立つからもうちょっとイッスンの台詞のボリュームを抑えて欲しかったかなぁ。まあ、個人的好みですが。
フィールドを移動して、怪しいところがあったら、地面を掘ったり、筆しらべの様々な効果で道を開いたりとか、マップ上の仕掛けにゼルダの伝説をやっているような楽しさがありました。やり込み要素にも繋がるし、ほんと楽しかったです!
特定のボタンを押すとマップ画面に切り替りマップを確認することができるのですが、移動しながらマップを把握できるようにミニマップみたいなのを表示できるようにしてもよかったですねぇ。
ストーリーが進むに連れて、使える筆しらべが増えたり、アクションの性能アップ(ジャンプ力や掘る強さ)などで、どんどんいける場所や取れなかったアイテムを取れるようになったり、すでに通過したマップやダンジョンにもまた行って、隅々まで調べてくなってしまいます。
ストーリーの進行上もこういった機能を十分使っていく必要があり、色々考えながら謎を解いていきます。
個人的には枯れ木を見つけたら、筆しらべで花を咲かせるというところがお気に入りでした。
戦闘はイベント要素以外はマップ上の敵のシンボルに触れることで、戦闘開始。戦闘による経験値のレベルアップという要素がないので、全編通してそれほど戦闘する必要はないです。アイテム集めのためとか、お尋ね者?探しとかする場合は逆にマップ上の敵が少なくて、一旦マップ切り替えて戻ったりしますねぇ。
それほど難易度は高くないので、ゴリ押しでなんとかなります。特定の敵は倒す手順があるので、ちょっと面倒ですが。
ボス戦は手順を考えて、戦わないとまったくダメージを与えられません。筆しらべで風を起こして
敵を覆っている炎を吹き飛ばしてから攻撃をしたりと。マップを見渡して、使える素材(松明や氷や雷曇など)がないか探したりとか、考えるのもなかなか楽しい要素でした。
アイテムは装備品や消耗品など系統ごとに3~5種類ほどしかないので、非常に分かりやすいです。
あとはお金を稼ぐためのお宝的な販売アイテムのみが色々あるくらいです。
お金のバランスもよかったですねぇ。お金が溜まりすぎても技を習得したり、消耗品を買ったりで、ほどよくスカスカ状態になるけど、またしばらくするとある程度溜まっていたり。
成長はNPCの問題を解決したり、エリアを開放?したりすることによって得られる幸福ポイントみたいなのを貯めて、その幸福ポイントを消費して、HP・筆しらべで消耗されるポイント・HPが0になったときに自動復活するためのポイント・所持金の各上限を好きなものから段階的に強化していけます。
成長するためにはNPCとの会話というのも重要になってくるわけですね。
メニュー画面も丁寧に作られていて、主人公のステータス・アイテム・チュートリアルや各種図鑑・マップなど、シンプルにカテゴライズされた中で迷わず目的の機能にたどり着けます。
各種図鑑は非常に凝っていて、妖怪図鑑なども見ごたえ・読み応え満点です。
世界感上のわかりにくい言葉になっている場合もありますが、それも雰囲気を壊さないためには仕方ないですね。
クリア後のプレイ評価など2周目に誘う部分などもニヤリとしちゃいます。
クリア特典などもあり、これもまた達成感が得られモチベーションアップ&満足度に繋がりますねぇ。
クリア後に開放されるギャラリーでは、デザインのラフ画や社内プレゼン用のムービーが見れたりとそこまで見せてくれるんだ。とびっくりしました。サウンドも曲だけじゃなく短いアイキャッチも聴けるし。またまた充実してます。
全体的にとても満足度の高いゲームでした。
ストーリーは好みがありそうですが、キャラクターの描き方含めそれほど違和感なく安心して楽しめました。
ビジュアルは新鮮なものだし、各所での演出なども素晴らしかったです。
サウンドも和風テイストで世界観にマッチしてよかったけど、エンドロールで突然にテーマソングと鳴っている平原綾香さんの今風なヴォーカル曲な流れだして、がっかりしました。世界観を貫いて欲しかった。
アクションは楽しかったですが、一部操作が多少難しい場面もあり、投げ出しそうになりましたが、クションゲームの歯ごたえ的なところとも捉えられます。
謎解き部分は何度か詰まって、あまり時間を取られたくないので攻略wikiのお世話になってしまいましたが、時間をかければ閃けていたかなぁ。なかなか歯ごたえあったかんじです。
システム全体は非常に丁寧&シンプルで分かりやすく作られていて、大きな不自由は感じ無かったです。
なんだかんだで自分が操作する主人公であるオオカミ アマテラスの可愛らしさや健気さや強さみたいな魅力がストーリー上も操作していても感じられたことが面白さを感じる最大ポイントになっていたかなぁ。
普段は2周目とかあんまりやりたくないんだけど、2周目もやりたくなる(やり始めている)ゲームでした。
開発に関わった皆様、楽しいゲームをありがとうございました!
CAPCOM:大神シリーズ 公式サイト
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アイコン素材 キーボード・ゲームパッドのボタンアイコン4セット
2010.09.13
文章表示での使用を想定したキーボード・ゲームパッドのボタンアイコン画像になります。ウディタのアイコン画像の仕様に合わせてあります。
収録内容は以下のとおりです。
ゲーム画面サイズ320×240向けの縦12pixelサイズ キーカラー黒に白文字
ゲーム画面サイズ320×240向けの縦12pixelサイズ キーカラー白に黒文字
ゲーム画面サイズ640×480向けの縦24pixelサイズ キーカラー黒に白文字
ゲーム画面サイズ640×480向けの縦24pixelサイズ キーカラー白に黒文字
の4セットになります。

▼ダウンロードはこちらから
button_icon.zip
すべてのキーボードのキーは網羅しておりませんので、使用者の必要に応じてご自由に改造してください。
ウディタで使用する場合は
「Data」フォルダ内の「BasicData」フォルダに格納してご使用ください。
アイコン番号(ファイル名)は100~162(キーボード),170~195(ゲームパッド)としておりますが、使用者の環境によって変更していただいて構いません。
●利用条件
・「ぴぽや 素材 利用規約」参照。
・特記事項
※本データ限定事項として、利用規約の内容よりもこちらの条件を優先します。
なし
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